司法書士の歴史
法治国家のはじまり
今から約1世紀半前、鎖国が解かれ海外から新しい文化が日本に押し寄せました。新政府はこの洗礼を受け新たな法制度を確立しようとしていました。
1872年(明治5年) 代言人・代書人・証書人制度の誕生
太政官無号達で司法職務定制が定められる。これはわが国最初の裁判所構成法ともいうべきもので、全22章108条からなる法典。 この第10章「証書人・代書人・代言人職制」 の中に法制度を支える3つの基本的な職能が定められた。 特に代書人・代言人は裁判権の円滑な行使に不可欠な存在として位置付けられた。証書人は現在の公証人、代書人は現在の司法書士、代言人は現在の弁護士である。