会社成長の一端を担える喜びややりがいを力に、専門性の高い企業法務に従事。 会社成長の一端を担える喜びややりがいを力に、専門性の高い企業法務に従事。
これまでの簡単な経緯と現在の主な仕事内容を教えてください。

以前、所属していた事務所が主に企業法務の仕事を請け負っていたため、独立後も自然と個人経営や中小企業相手の法律業務が大半を占めるようになりました。具体的な仕事内容としては、会社設立などに関する登記業務をはじめ、契約書のチェックやコンプライアンスに関連した予防法務、さらには事業承継などを含む社長の相続問題まで、かなり幅広い範囲をカバーしています。また、増資減資など会社関係は税務絡みのケースも多く、税理士さんと連携しながら業務に当たる機会も多いですね。なかには、属人的株式乗っ取り防止など、中小企業ならではのイレギュラーな依頼もあり、経験値の高さが重要な鍵を握るため、企業法務を専門にやっていることは、私にとって一種の強みになっていると思います。会社法に詳しいと、よく事業主さま向けの講師を頼まれたりもしますね。


やりがいを感じる瞬間や
逆に難しさを感じることなどはありますか?

個人のお客さまから依頼される仕事に比べ、企業法務は圧倒的に法改正が多く、頻繁に内容が変わるため、常に自分で情報を収集し、勉強して知識を更新していかないといけないところが大変です。また、会社法以外でも例えば建設業なら建設業法など、業種別に業法という法律が存在し、それも併せて勉強する必要があるので、初めての業界に取り組む時はいまだに少し緊張します。大抵の場合は、社内に詳しい方がいらっしゃるので教えていただいたり、インターネットを使って調べることも多いです。登記ひとつを取っても、会社と法人や組合などでは、それぞれ微妙に内容が違ってくるので、その点にも注意を払っています。こうして改めて挙げていくと、色々大変な面が多いように思えますが、その分やりがいも大きく、会社は育っていくものなので、自分が関与している会社の業績が順調に伸びていくのを見ると、この仕事に就いて本当に良かったなぁと実感します。


仕事に取り組む上で大切にしていることは何ですか?

中小企業の社長さんはリーダーシップに優れている反面、ワンマンな方も割と多く、自分はこうしたい ! という希望をどんどん伝えてこられます。それは全然構わないのですが、ただ、明らかに会社のためにならないと判断できることに関しては、ちゃんと「NO」と言うように心掛けていますし、言われるがままではなく、対等に付き合える関係性をまず築くことが、お互いの信頼につながると思っています。

ある1日のスケジュール 
9:30公証役場で定款認証を受ける
10:30この日は大安で日柄がよく、事務所に戻って設立登記のオンライン申請
11:00午後からの打ち合わせ資料確認
12:00昼食
13:30会社訪問。打ち合わせと書類の押印
15:00協力関係にある税理士さんと合併案件の日程調整
16:30セミナー講師のため会場へ
今後の夢や目標
今後は今以上にクライアント先を増やして、担当企業の成長と共に事務所を拡大し、ゆくゆくは法人化を目指したいと考えています。目標は高ければ高い方がいいので、できれば都心の一等地に、たくさんの雇用を生み出す企業法務専門の大きな事務所を構えたいですね !
今後の夢や目標について1
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