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月報司法書士

  • 掲載原稿の一部をホームページ上で公開しております。

フォトエッセー前橋刑務所

特集 法律家としてのコミュニケーション

法律家としての交渉力を高めるために/大阪大学大学院教授 野村 美明

交渉の現場において/弁護士 津田 尚廣

交渉と対話/弁護士 大澤 恒夫

当事者間コミュニケーションにおける第三者としてのかかわり /日本メディエーションセンター代表理事 田中 圭子

特別研修ニュース

日司連から

講座

短期集中講座「利息制限法と商工ローン」Vol.3 第三者の取得する金銭と利息制限法三条/弁護士 呉東 正彦

憲法再入門Ⅱ―「現場」からの視点 第5回/早稲田大学教授 水島 朝穂

家族法研究ノート 第7回/立命館大学法学部助教授 本山 敦

実践的要件事実論の基 第18回「所有権喪失の抗弁と時効」/司法研修所教官 加藤 新太郎

information

essay

大出良知の深謀無遠慮・Ⅱ 第22回/九州大学大学院教授 大出 良知

研修情報

ビバ!エストゥード 中央研修所から

シリーズ 新・司法書士研修(第2回)宇都宮健児弁護士に聞く―消費者トラブル関係業務―

リーガルサポートニュース

日司連ネットにACCESS!

第33回全青司神奈川全国研修会のご案内

読者アンケート

日司連綱紀事案の公表

フォトエッセー 司法の風景を訪ねて 第33回 前橋刑務所

新前橋駅をおり、駅前の商店街を過ぎて住宅街を抜けると、目の前にレトロなレンガ塀が見えてくる。高さは3メートルを超えるだろうか、赤いレンガの塀が続き、塀を支える飾りも美しい。高い塀なので中の様子はわからないが、塀の外側には堀がめぐらされ、水路がはしる。ところどころに深みがあり、そこにはたくさんの鯉が泳いでいた。なにも知らなければ明治時代の紡績工場の塀のようにも思える。しかし、ここは前橋刑務所である。壁のかどには監視塔も見える。この塀は明治22(1889)年に建築された。設計・施工者は不明とされる。正面入り口も非常に美しく、刑務所というイメージからは遠い。中をのぞくと、内部は近代的な鉄筋コンクリートの四角な建物が並んでいた。現在前橋刑務所では受刑者の職業教育として、貯金駒の製作や皮工芸品の製作などの作業がおこなわれており、刑務所と通りをはさんだ向かいには製作品の販売所がもうけられている。また、刑務所作業製品についてはインターネット(http//www.keimusagyo.go.jp/)から購入申込みもできる。

所在地 群馬県前橋市南町1-23

JR上越線 新前橋駅下車、徒歩15分

(藤田貴子)