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月報司法書士

  • 掲載原稿の一部をホームページ上で公開しております。

フォトエッセー 我妻 栄記念館

特集 商法大改正

会社法改正の動きについて/法務省大臣官房審議官 原田 晃治

平成13年~14年商法改正とその特徴/筑波大学大学院教授 前田 重行

最近の商法改正と中小企業での活用/公認会計士 岸川 勇生

最近の商法改正の概要/月報発行委員会

essay

大出良知の探謀無遠慮・Ⅱ 第1回 法律家「論」事始め/九州大学大学院教授 大出 良知

スポーツ楽観主義 第8回/茂木 宏子 「努力ナシになりたい自分になれるという甘い誘惑」

連載 司法書士公示現場

information

会報『THINK』第101号 懸賞論文募集のお知らせ

講座

司法書士マネジメント講座 税務編 第7回/税理士 徳田 匡泰

TOPICS 司法制度改革の動き

ビバ!エストゥード 中央研修所から

リーガルサポートニュース

インフォメーション(パズル&プレゼント)

綱紀事案の公表 53~59

司法書士名簿登録等の公告

フォトエッセー 司法の風景を訪ねて 第25回 我妻栄記念館

山形県米沢市といえば、江戸時代の名君と言われた上杉鷹山と米沢牛のことをすぐに思い浮かべるだろう。しかし、法律を学んだ者にとっては、民法の大家、我妻栄の生誕地であることをすぐに思い出すはずである。 我妻栄の『民法講義』(岩波書店)『ダットサン民法』(一粒社)を基本書として、長い間民法を学んだ者に愛読されてきた。『法律における理屈と人情』『民法案内』などに親しんだ人も多いはずである。 我妻栄は、明治30年米沢市鉄砲屋町に生まれた。30歳で東京帝国大学の教授となり、昭和39年には文化勲章を受賞して、昭和48年に没した。終生、故郷の米沢を愛して、奨学資金や図書等を母校に贈り、しばしば講演に訪れたという。「泣いた赤鬼」で有名な童話作家の浜田廣介も米沢興譲館中学で我妻栄と同じ時代を過ごした。

我妻栄記念館 山形県米沢市中央3―4―38 電話 0238―24―2211

(金子良夫)