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ニュースリリース
2007年(平成19年)09月13日
2007年9月17日(月・祝)敬老の日 司法書士による「全国一斉無料成年後見相談会」を開催します
日本司法書士会連合会
(社)成年後見センター・リーガルサポート9月17日(月・祝)は「敬老の日」です。敬老の日の行事として、全国の司法書士会では、全国一斉成年後見相談会を開催致します。
高齢者を狙った訪問販売などの悪質商法に騙されたり、判断能力が衰えた高齢者の人権や財産権を侵害されることがないようにするための法律制度が「成年後見制度」です。
全国の司法書士が成年後見に関する幅広い相談に無料で応じます。こんな相談を受け付けます
→一人暮らしの老人で、必要もないのにリフオームの契約をさせられてしまった
→認知症の父の持っている土地を売却して入院費に充てたい
→寝たきりの父の財産を管理しているが、兄弟から疑われている
→今はしっかりしているが、将来判断能力が衰えたときに備え、前もって誰かに財産管理を依頼しておきたい昨年4月に「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援などに関する法律」が施行され、また、各地域には、地域包括ケアの考え方を基に高齢者が住み慣れた地域で尊厳ある生活を継続できるようにするための「地域包括支援センター」が設置されました。司法書士は、成年後見業務をはじめとして、登記業務・訴訟業務・債務整理業務及び相談業務等を通して、高齢者の虐待を直接あるいは間接的に発見しやすい立場にあり、この法律において、高齢者福祉に職務上関係のある者として、早期発見努力義務が課されています。司法書士は「市民に最も身近な法律家」として市民の権利擁護に貢献します。
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この件に関するお問い合わせ先
日本司法書士会連合会 広報課 志藤(しどう)、溝田(みぞた)
TEL:03-3359-4171 FAX:03-3359-4175
<住所>〒160-0003 新宿区本塩町9番地3 司法書士会館
<HP> http://shiho-shoshi.or.jp/