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ニュースリリース
2013年(平成25年)01月24日
平成25年2月2日(土)開催 司法書士人権フォーラム「更生保護をとりまく現状と課題」
日本司法書士会連合会
日本司法書士会連合会では、更生保護をテーマとして、司法書士人権フォーラム「更生保護をとりまく現状と課題」を開催いたします。
司法書士はこれまで、多重債務問題・成年後見・自死対策・ホームレス問題等への取組みを通じ、社会的・経済的に弱い立場の市民を法律的・福祉的観点から支援してきましたが、そこで出会う人たちには、執行猶予期間中の方や服役を終えた刑余者も存在し、適切な法的・福祉的支援を受けられずに自立が困難となっている方も少なくなく、中には知的障害の可能性があったり、社会に受け入れられる術を知らずに罪を犯している障害者や子どももいます。
このような弱い立場にある方々の権利擁護に資するには、まずその現状を司法書士や福祉従事者はもちろん市民及び社会に広く知っていただくことが重要であり、その機会として本フォーラムを開催し、皆さんと共に、どんな課題があるのか、今後どう取り組むべきかなどについて考えます。【開催概要】
日時:平成25年2月2日(土)午後1時から午後5時まで
場所:司法書士会館地下1階「日司連ホール」(東京都新宿区本塩町9番地3)
主催:日本司法書士会連合会
後援:法務省、厚生労働省、日本社会福祉士会、日本更生保護協会、全国保護司連盟
全国更生保護法人連盟、日本更生保護女性連盟、日本BBS連盟
成年後見センター・リーガルサポート
【プログラム・登壇者】
第1部 劇団によるショートストーリー
:『更生保護とは何か』について、身寄りのない累犯者の満期出所後の生活を描いた寸劇を通じて、現
行制度とその問題点、受刑者・刑務所出所者等の現状、更生保護施設や地域生活定着支援センター
の役割とその現状などに関して分かりやすくご説明します。
第2部 基調講演「刑事施設の実態・出所後の社会復帰への課題」 山本 譲司 氏(作家)
:元衆議院議員で、秘書給与詐取事件により逮捕され服役した経験を持ち、現在は更生保護に取り組
む傍ら執筆活動や講演活動を行う山本譲司氏から、刑事施設の実態や出所後の社会復帰への課題
等について講演していただきます。
第3部 パネルディスカッション
:各パネラーから、現場での経験を踏まえて課題や問題点等を指摘していただき、それらに対する今後
の取組みについて議論していただきます。
<パネラー>山本 譲司 氏(作家)/宮澤 進 氏(ほっとポット代表理事)
齋場 昌宏 氏(さいたま保護観察所長)/木原 道雄 氏(愛媛県司法書士会会員)
芝田 淳(日司連・経済的困窮者の権利擁護委員会副委員長)
<コーディネーター>古根村 博和(日司連・経済的困窮者の権利擁護委員会委員長)
【申込み】会場準備の都合上、適宜の用紙に①お名前と②ご連絡先電話番号、③お住まいの都道府県
をご記入いただき『司法書士人権フォーラム係』あてFAX[03-3359-4175]にてお申込みください。
なお、当日参加も可能ですので、直接お越しいただいても結構です。◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 本件に関するお問合せ先 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
日本司法書士会連合会 担当:諏訪(すわ)、小野寺(おのでら)、溝田(みぞた)
〒160-0003東京都新宿区本塩町9番地3 http://shiho-shoshi.or.jp/
TEL:03-3359-4171 FAX:03-3359-4175【添付資料】