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未成年後見シンポジウム
令和2年度に日本司法書士会連合会・後見制度対策部未成年後見WTにて実施した「都道府県・政令指定都市、全国の児童相談所及び児童養護施設に対する未成年後見制度に関するアンケート」によれば、未成年後見人を必要としている児童のうち未成年後見人が選任されている割合は約4人に1人であり、児童4人のうち3人は、未成年後見が開始していると思われるにもかかわらず未成年後見人が選任されていないことがわかりました。これは、未成年後見人が選任されていなくても、遺産分割協議や保険金の請求、多額の財産管理がなければ、児童相談所長等による親権代行により対処されていると思われ、親権代行は未成年後見人が選任されない場合の代替的措置であるにもかかわらず、その原則と例外が逆転している状況にあるからだと考えられます。
未成年後見人は単に契約や財産管理のみが職務なのではなく、児童の健全な成長を支援する大きな役割を担っているものの、未だ市民に未成年後見制度自体が知られていないこと、未成年後見制度を利用した場合の児童に与える影響についての理解が進んでいないことから司法統計では未成年後見制度の利用は減少傾向にあります。
そこで、未成年後見制度の有用性について広く発信し、適切な未成年後見制度の利用を促進することを目的として、本シンポジウムを開催いたします。
本イベントにつきましては、Zoomウェビナーを使用したオンライン参加と現地参加のいずれでも参加が可能です。ぜひお気軽にご参加ください。【開催概要】
開催日時 令和5年1月28日(土)午後1時から午後5時まで
開催方法 ハイブリッド形式(ZoomウェビナーによるWeb配信と日司連ホールでの会場参加を併用)
対象者 どなたでもご参加いただけます。
参加費 無料
定 員 950名(Web参加900名、会場参加50名)
申込締切 なし
※定員に達し次第、お申込みを締め切らせていただきます。スケジュール(予定、敬称略) 第1講
テーマ:未成年後見制度の概要とアンケート結果の分析(40分)
講 師:木藤 貴文(後見制度対策部未成年後見WT副座長)第2講
テーマ:子供から見た未成年後見の利点(仮題)(50分)
講 師:安孫子 健輔(弁護士・NPO法人子どもアドボカシーセンター福岡理事長)第3講
テーマ:里親制度と未成年後見制度の比較(仮題)(50分)
講 師:本塚 麻子(司法書士)パネルディスカッション(60分)
テーマ:未成年後見でまもられるもの(仮題)
コーディネーター:森田 みさ(後見制度対策部未成年後見WT部委員)
パネリスト:安孫子 健輔(弁護士・NPO法人子どもアドボカシーセンター福岡理事長)
玉井 貴洋(ファミリーホームおれんじ代表)
本塚 麻子(司法書士)【お申込み方法】
【Web参加の方(Zoomウェビナー事前登録)】
以下URL又は二次元バーコードからお申し込みください。
https://zoom.us/webinar/register/WN_FHZ8oWu2QKiLKu7zoxgQPA
※通信料は視聴者のご負担となりますのでご了承ください。【会場参加の方】
>チラシをダウンロードする
以下URL又は二次元バーコードからお申し込みください。
https://forms.office.com/r/D5iMPUHYCe
※定員を超えた場合又は新型コロナウイルス感染拡大の状況によりWeb参加をお願いすることがありますので、予めご了承ください。
※各自資料をご用意ください。会場参加の場合も資料の配付はいたしません。【当日資料】
第1講「未成年後見制度の概要とアンケート結果の分析」資料
第2講「子どもから見た未成年後見」資料
第3講「里親制度と未成年後見制度の比較」資料
パネルディスカッション資料「社会的養護における未成年後見人の可能性」【お問合せ先】
日本司法書士会連合会 事務局事業部企画第二課
〒160-0003 東京都新宿区四谷本塩町4-37 司法書士会館3階
TEL 03-5925-8105 FAX 03-3359-4175