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【更新】シンポジウム「ギャンブル等依存症の回復に向けて～つながる支援～」

　平成30年にギャンブル等依存症対策基本法が施行されました。その中で、これまで多重債務、貧困、自死等の問題を通じて、ギャンブル等依存症者及びその予備軍や依存症者の家族等の相談を受けてきた私たち司法書士の役割に期待が寄せられています。ギャンブル等依存症は、本人及びその家族の日常生活、社会生活に様々な問題を生じさせる疾患です。
　これらの相談は特別に難しいものではなく、司法書士の日常業務の周辺に多数存在する身近な問題ですが、司法書士として、多重債務問題の解決や経済的再建などギャンブル等依存症者やその家族に対する法的手続きはできたとしても、その後の精神的ケアや医療関係、ＧＡ（※１）などの自助グループへの繋ぎ方など、その依存症者に合った治療方法など専門的な知見を持ち合わせているとは言い難い状態です。
国が定めたギャンブル等依存症対策推進基本計画においては、ギャンブル等依存症に配慮できる司法書士の養成及び各司法書士会が令和３年度までに各地域の包括的な連携協力体制に参画することが求められています。
　そこで、令和２年度は、より実践的に対応できるスキルを習得するための会員向け研修会、及び連携先の関係機関である精神保健福祉センター職員及び自助グループの方々をも対象としたシンポジウムを２部構成で開催することとし、第１部として会員向けのスキル向上を目的とした研修会を11月28日に開催いたしました。第２部としては、下記のとおり地域での連携構築を目的としたシンポジウムを実施いたします。
※１「ＧＡ」とはギャンブルをやめたいという願いを持つ人が集う自助グループ。「ギャンブラーズ・アノニマス」の略。その他、ギャンブル等依存症者の家族や友人のための自助グループ「ギャマノン」がある。

【開催概要】

日時	令和３年２月14日（日）午後１時から午後５時まで
開催方法	ZOOM及びYouTubeを使用したオンライン開催
主催	日本司法書士会連合会、愛知県司法書士会、愛知県
定員	450名（ZOOM）　※YouTubeでご視聴いただく場合，定員はありません。
対象	司法書士会員、連携先関係機関、市民等どなたでもご参加いただけます。
参加費	無料（通信料は視聴者のご負担となります。）
ZOOMの申込期間	令和２年12月28日（月）～令和３年２月８日（月）　※申し込みの締め切り前に定員に達した場合は先着順で締め切りますので、ご了承ください。なお，YouTubeでご視聴いただく場合，申し込みは不要です。
スケジュール（予定）	12：30　入室開始（ZOOM） 13：00　開会　１．開会挨拶２．愛知県におけるギャンブル等依存症への取組み（10分）３．第１講　ギャンブル等依存症における司法書士の取組み（50分）登壇者　多重債務問題対策委員会副委員長　安藤宣行４．第２講　ギャンブル等依存症における医療機関の取組み（30分）登壇者　名古屋市依存症専門医療機関・依存症治療拠点機関西山クリニック精神保健福祉士　内藤千昭　５．第３講　ギャンブル等依存症における精神保健福祉センターの取組み（30分）登壇者：愛知県精神保健福祉センター所長・精神科医　藤城聡６．第４講　パネルディスカッション（90分）パネリスト　　　　藤城　　聡（愛知県精神保健福祉センター所長・精神科医）内藤　千昭（精神保健福祉士）中新　　宏（GA名古屋代表）安藤　宣行（多重債務問題対策委員会副委員長）コーディネーター　加藤　義章（多重債務問題対策委員会副委員長）７．閉会

【お申込み方法】

【司法書士会員・連携先関係機関の方】
下記のURLから直接お申込みください（ZOOMウェビナーの登録ページに移動します。）。
https://zoom.us/webinar/register/WN_esD8nhgARxG2e2LiiDW6pA
【市民の方】
下記のURLから直接ご視聴ください（YouTubeの配信ページに移動します。）。
https://youtu.be/3Mlz2mTYCaw

【お問合せ先】

日本司法書士会連合会　事務局事業部企画第二課
〒160-0003　東京都新宿区四谷本塩町４番37号　司法書士会館３階
TEL03-5925-8105(直通)　FAX03-3359-4175

【当日の資料】

※各自ダウンロードをお願いいたします。

愛知県におけるギャンブル等依存症への取組みについて（説明資料）
第１講　司法書士の取組みについて
 第２講　医療機関の取組みについて
 第３講　精神保健福祉センターの取組みについて