-
開催イベント
このイベントは終了しました
高齢者の消費者被害に関するシンポジウム(3月4日開催)
これまで日本司法書士会連合会では、超高齢社会へと加速度的に進むわが国における「高齢者の消費者被害」への対応を重点課題と考え、事業に取り組んでまいりました。平成28年2月27日、その第一弾として、「高齢者の消費者被害に関するシンポジウム」を開催し、消費者取引被害の現状報告を通じて、高齢者の被害の概況や近年の高齢者取引に関する裁判例のうち主に意思無能力、適合性原則違反、公序良俗違反に関するものの傾向等を分析し、その成果を公表しました。しかし、昨年度のシンポジウムは、あくまでも現状の再認識に過ぎず、昨今の深刻な高齢者の消費者被害の現状を鑑みると、改めて被害の現状等を精査したうえで、高齢者の消費者被害に関する個別事案への対応や立法措置により対応すべき点の抽出等を行うため、さらに深化した検討及び研究を行う必要があることがわかりました。
そこで本年度は、昨年度のシンポジウムの成果をふまえ、より深化させた「高齢者の消費者被害に関するシンポジウム」を開催いたします。このシンポジウムを通じて、これからさらに増え続ける高齢者を消費者被害から守り、その被害回復を図ることができる制度の構築を目指していきたいと考えています。
【開催概要】
日時 平成29年3月4日(土)午後1時から午後5時まで
会場 京都リサーチパーク西地区4号館「バズホール」
(京都市下京区中堂寺粟田町90~94)
主催 日本司法書士会連合会
プログラム(敬称略) 第1部
『神経心理学的観点から高齢者取引を分析する』(90分)
登壇者:京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学助教
加藤 佑佳
第2部
(委員会報告)『裁判例から読み解く『高齢者取引』』(60分)
登壇者:日司連消費者問題対策委員会
第3部
(委員会提言)『データから読み解く『高齢者取引』』(55分)
登壇者:日司連消費者問題対策委員会
※時間・内容等はいずれも予定であり、一部変更する場合がありますので、ご了承ください。
定員、対象、参加費 定 員:120名(先着順)
対 象:司法書士、消費者団体関係者、弁護士、研究者、警察関係者等
参加費:無料
【お申込み方法】
参加申込書に必要事項をご記入の上、連合会事務局あてFAX(03-3359-4175)にてお申込みをお願いします。
【申込受付締め切り】
平成29年2月24日(金)午後5時まで
※会場の都合上、申込みが定員に達した場合は、その時点で締め切ります。
【お問合せ先】
日本司法書士会連合会 事務局事業部企画第二課
〒160-0003 東京都新宿区本塩町9-3
Tel:03-5925-8105/Fax:03-3359-4175