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奨学金問題シンポジウム
大学の学費が高騰する一方、不況による影響で家計収入が下がり、大学生の3人に1人が日本学生支援機構(以下「機構」という。)の貸与型奨学金を利用しています。
大学卒業後、非正規労働の低賃金・不安定雇用の拡大、若年層の貧困化により、奨学金を返したくても返せない利用者が増加し、その数は約33万人にも及んでおり、社会問題となっています。
機構による、サービサーを利用した回収や延滞金を一切免除しない等の回収強化策等により返済に苦しむ利用者が増えており、返還猶予や減額返還といった機構独自の困窮者救済制度についても、その要件は厳しく、利用者に明確に認知されていない場合も多く、有効に活用されているとはいえません。
連合会では、奨学金の返済に苦しんでいる利用者を更なる苦況へ追い込まないため、奨学金問題の本質を理解しその解決策を模索するために、本シンポジウムを開催します。
参加費は無料、どなたでもご参加いただけますので、ぜひご参加ください。
【開催概要】
日時 平成26年9月6日(土)12:30開場 13:00開会 17:30閉会
場所 司法書士会館地下1階 『日司連ホール』(東京都新宿区本塩町9-3)
内容 第1部 「教育における格差と貧困について」(60分)
大内裕和氏(中京大学教授)
第2部 「奨学金問題報告」(30分)
藤島和也氏(奨学金利用者)
「奨学金問題の実態と救済への道」(60分)
岩重佳治氏(弁護士)
第3部 パネルディスカッション(90分)
「日本の奨学金を変えるには
~教育における格差と貧困に取り組む中から見えてきたこと~」
<登壇者>
岩重佳治氏(弁護士)
大内裕和氏(中京大学教授)
藤島和也氏(奨学金利用者)
<コーディネーター>
水谷英二(日本司法書士会連合会多重債務問題対策委員会委員)
*内容、登壇者等はいずれも予定であり、一部変更する場合がありますのでご了承ください。
【申込み】
会場準備の都合上、下記ページより参加申込書をダウンロードし、必要事項をご記入の上、連合会事務局あてFAX(03-3359-4175)にてお申し込みをお願いします。
定員を超える申込があった場合に限り、申込受付後1週間以内にご連絡いたします。
車いすを使用される方は、その旨をあらかじめご連絡ください。
>>参加申込書をダウンロードする【問合せ】
日本司法書士会連合会事務局企画第二課「奨学金問題シンポジウム係」
〒160-0003 東京都新宿区本塩町9番地3
TEL:03-3359-4171(代表) FAX:03-3359-4175