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月報司法書士
月報司法書士 2002年12月号(No.370)を一括ダウンロード
※掲載原稿の一部をホームページ上で公開しております。
フォトエッセー 神戸地方裁判所表
特集 成年後見制度をめぐって
インタビュー(2) 法人後見と公的後見人(パブリックガーディアン)
法定後見の現状/成年後見センター・リーガルサポート常任理事 馬場 雅貴
未成年後見監督人として/リーガルサポート鹿児島支部 吉村 成好
リーガルサポートニュース
論考
講座
司法書士マネジメント講座 税務編 第9回/税理士 徳田 匡泰
REPORT
essay
大出良知の深謀無遠慮・Ⅱ 第3回/九州大学大学院教授 大出 良知
スポーツ楽観主義 第10回/茂木 宏子 「高速化するマラソンと脳の不思議な関係」
ビバ!エストゥード 中央研修所から
インフォメーション(パズル&プレゼント)
綱紀事案の公表 62~65
司法書士名簿登録等の公告
資料
1.「刑事訴訟手続きの新たな参加制度の導入、刑事裁判の充実・迅速化、
及び公訴提起の在り方について」に対する意見フォトエッセー 司法の風景を訪ねて 第27回 神戸地方裁判所
煉瓦造りの裁判所で現存するのは、旧名古屋控訴院(現 名古屋市市政資料館)、熊本地方裁判所(一部保存)、神戸地方裁判所の3ヵ所である。神戸地方裁判所旧庁舎は、河合浩蔵の設計で明治33年12月から37年3月まで3年4ヵ月を費やされて建築された。ドイツ・ネオバロック様式の流れをくむ、ドイツ風建築の煉瓦造り、赤煉瓦と花崗岩、白タイルのコントラストが美しい建物であった。同じ煉瓦造りの大審院、司法省と同様に第二次世界大戦の空襲により屋根が焼失した。現在の神戸地方裁判所は、平成2年、低層部に明治時代の外壁をそのまま残し、上層部にガラスのカーテンウォールをまとった斬新な建築として生まれ変わった。楠木正成公ゆかりの名社・湊川神社は道を隔てた隣にあり、境内のうっそうとした緑がまぶしい。
神戸市中央区橘通2―2―1
JR神戸線「神戸駅」から北へ徒歩約3分
阪急・阪神・山陽各電車は、「高速神戸駅」すぐ
(金子良夫)